fukumaruの肺がん闘病日記

2015年9月、肺がんと診断される。
ステージⅢBだが範囲が広い為放射線治療ができないと診断。
2016年1月13日現在抗がん剤により治療中。
日記なんて名前ですが、書ける時に更新します。

治療のため入院1

入院初日。
今回の部屋は前回と同じ部屋(無料4人床)だが、窓際で10階ということもあり、とても景色が良い。
よく見ると御嶽山が見えている。


今日は口腔外科で口の中の洗浄。
歯医者が嫌いでもう何十年も歯医者にいっていない。
ズバリ、歯石の塊のようで歯科助手が「もーぜんぜん取れない!!」とブリブリ言いながら歯石を削ってくれている。
歯槽膿漏もかなり進んでいるので、何本か抗がん剤治療時に歯が抜けるかも?と言われた。
部屋に戻ると採血とレントゲンとCTが急遽入っていた。


明日はまた恐怖の気管支鏡検査だ・・・

検査結果

今日は検査結果を聞きに病院へ。


妻と姉も一緒に診察室に入ると、2つのモニターにCTの画像が表示されていた。
1つはかかりつけ医の処で撮った画像、もう一つはここで撮った画像だ。
担当医に右肺の下葉に腺がんと言われる直径4センチぐらいの悪性腫瘍ができており、首の辺りのリンパに転移している。
さらに右肺上葉に白いモヤがかかっている。
このモヤはこの2枚の映像を見るとモヤの場所が移動しているのがわかる。
このモヤはおそらくがん性のものではなく、肺炎か肺胞出血のようだが、がん治療を始める前に治しておきたいので、もう一度カメラを入れて肺の中を洗いたいとの事だった。
細胞検査の結果はまだ出ておらず、遺伝子変異があるかどうかはわからなかった。
遺伝子変異が確認されれば、よく効く抗がん剤があるらしい。
現在の状態では放射線治療は範囲が広すぎて抗がん剤治療を実施する事になるとの事。


体に痛みが出てきているので、早急に治療を開始してほしいことを伝え、10月5日から入院する事になった。


熱と痛みをやわらげる為、ロキソニンを1日3回服用する。
肺のモヤの改善にプレニドンを1日2回服用する。
胃薬ネキシウムカプセルを1日1回服用する。


MRI

今日は頭部にがんが転移していないかの確認でMRIを受けた。
よくもこんなにいろんな機器があるもんだなあ・・・
見た目、CTもMRIもあまり変わらないように見えた。
最近体力の落ち込みを感じる。
病院の階段を1フロア上がったら、星がチカチカして倒れそうになった。
登り切った所にあったソファーで少し休憩をしたら復活した。
最近、家の階段を上がるのにも息が上がる。
この頃から頭や顔の皮膚がビリビリして、寝るときに枕の位置をいろいろ変えないと眠れなくなる。
首や背中にも嫌なビリビリ感が広がり、仰向けで寝るのは無理な状態になる。